韓国の海苔巻、キンパ。
何回か食べたことがあったのですがなぜか今まで作ろうと思ったことがなく。
ノーマルに、普通の巻き寿司が大好きなのです、わたし。
でも今回、相方のお誕生日のメニューを考えてる時になにか炭水化物を、となった時にキンパいいんじゃない?と思いつきました。
そしていくつかのレシピを見たらまあ普通に簡単そう、おいしそうということで一品に加えることに。
スタンダードなところで具材は玉子、牛肉、たくあん、小松菜、にんじん。
まず牛肉のこま切れは炒めて焼肉のタレで味を付けました。
たくあんは10センチくらいのものを買ったのでそれを細切りに数本、人参は細切りにしてレンジでチンしてゴマ油と塩とすりごま、小松菜はサッとゆでてゴマ油、塩、コチュジャンで味付け。
玉子はしっかりと溶いてだし巻きの容量で白だし、みりんでちょっと甘めの味付けにして焼きました。
巻き簾の上にゴマ油と塩とゴマを混ぜたごはんを敷き詰め、その上に具材を置いていきます。
具、てんこ盛りに。
本当はカニカマも冷蔵庫にあったので一緒に巻こうかなと思っていましたがあまりの具だくさんにあきらめました。
巻き簾もあまり使ったことがないし慣れていない上に具が多すぎてうまく巻けそうにない、海苔足りないのでは……ということで禁じ手、「追い海苔」しました。
いや、別に禁じ手ではないな。
半分に切った海苔を手前に足して具にかぶせるように巻きました。
巻き終わってからぎゅっぎゅっと形を整え、なじませるのにラップに移して巻いておきました。
同じ要領でもう1本。
ごはんの量としては2本で1合分くらいでした。
どこかのレシピに「ラップで巻いて、ラップごと切るときれいに切れます」と書いてありましたが切る前にラップを外してシリコンのハケで表面にゴマ油をササーンと塗ってから切りました。
なんとか、思っていたよりきれいにできましたー!
そしてこの日のメニューは
- キンパ
- ローストビーフ
- サーモンのカルパッチョ
- エビとアボカドのタルタルサラダ
- ローディッドポテト
ローストビーフは低温調理器で調理してから塩をなじませて表面だけ焼きました。
ローディッドポテトとはなんぞや、という感じですがローディッドとは「山積みにした」という意味らしく。
ポテトの上にたくさんの具材ががっつり乗っているのがローディッドポテト(ローディッドフライ)でどれもとてもジャンクな感じでこれと言ったレシピや決まりはないみたいです。
皮付きで一口大に切ったじゃがいもをカリッと素揚げして上から合いびき肉をクミンと炒めてケチャップ、ウスターソースで味付けしたものとトマトの角切り、アーリーレッドとスプラウトとブロッコリーを散らして粉チーズをかけました。
タコライスのポテト版のような感じでめちゃくちゃ好評で相方ほぼ1人で食べました。
キンパもとても評判よくて何よりも酢飯じゃないので巻き寿司よりハードルが低い。
普段よく肉そぼろやにんじんしりしりやきんぴらをストックしているのでそれを使ったり、魚肉ソーセージやほうれん草のごま和えとかあるもの巻いちゃえばそれっぽく、もっと簡単にできるなあと思ったり。
あと焼肉のタレは焼き肉にしか使わない派なんですけど(あまりもともとが好きではないので)お肉にだけパンチのある味付けはアリだな、むしろいるな、という感じ。
焼き肉のタレがなかったらコチュジャンや豆板醤、お味噌系を使ってこってり味にすればいいと思います。
多分残り物や作りおき、何を巻いてもそれなりに、とてもおいしくできるはずという感想です。
とても気に入ったのでこまめに作りたいラインナップに入りました!
そして見栄えもよくて持ち寄りとかにもいいなあと思いました。
(わたしはそんな機会がほとんどない人生ですけど。)
焼海苔も余ってるし気に入っちゃったのでまた近々作ろうと思います!
オマケ
おさかながあるぞー!な元末っ子とおたぬさん。
2枚目、トリックアートみたいになってるやん。