ネコと音楽と。

ネコと音楽と、おいしいごはんがあればごきげんに暮らしているひとのライフログ

猫の病気・膵炎からの胸膜炎・FIP疑惑 おたぬちゃんの退院後の記録

 

1週間の入院を終えて退院してきたおたぬちゃん。

 

前回の入院記録はこちら

www.961046.net

 

これで元気に、めでたしめでたし……!という予定でした。

が、しかし、入院していた時よりここからひどく具合が悪くなるのでした……。

 

退院1日目

病院に迎えに行き、退院の手続きを。

留置針を取ってもらい、キャリーに入り、会計を済ませ先生や看護師さんにお礼を言って帰宅しました。

 

ちょっと病院が混んでいたこともあり、時間がかかったので仕事の開始時間を1時間ずらしてもらい、お昼を食べておたぬの様子を見ながら働こう、おたぬも疲れたからぐっすり寝るだろう、と思っていました。

 

……が、家帰ってから家の中を早足で歩き回り、その間ずっと口呼吸。

おたぬは緊張するとハッハッと口を開けて犬の体温調節のように開口呼吸することがあるのですがいつもは一瞬で収まります。

ですがこの日はまったく収まらず、過呼吸のような状態になって見ているこちらがつらくなるほど。

がっちり抑え込んでも嫌がって逃げて小走りに動き、余計に呼吸も荒く。

 

病院でも退院間近に何度か、強制給餌後に開口呼吸することがあったらしいのでそのたびに先生に診察してもらっていたけれどもすぐ収まって特に治療が必要なこともなく。

 

落ち着くまで、まったく口呼吸がなくなるまで3時間ほどかかりました。

その間、仕事を始めていましたが不安で不安で……。

とりあえず目のつくところにいてもらいました。

夕方、やっと落ち着いて触らせてくれるように

その日は寝ていてもすぐに寝言、うなされるようにキャーッと鳴いて起きて。

極度のストレス状態だったんだと思います。

寝てはうなされて起きて、を繰り返していたのでわたしは寝室で、相方はリビングで寝ておたぬがどちらの部屋に来ても大丈夫なように、対応できるようにして寝ました。

 

そしておたぬが具合悪くなって入院、という経緯は家族とネコの友達2人にしか言ってませんでした。

退院してやっと落ち着ける、と思ってSNSでも報告しました。

が、勘のいい読者は最近おたぬちゃん全然見ない!となんとなくお気づきでしたね。

 

 
 
 
 
 
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退院2日目

翌日はすっかり元通りのおたぬちゃんに。

やっと普段通りののびのび寝

おたぬは尿路結石を持っていてそれ専用のフードを食べていましたが膵炎は高脂質がダメ、そして尿路結石のフードは高脂質のものが多く。

おたぬに処方されたのは低脂質でいて、尿路結石にも配慮したフードでした。

脂質が低いフードはたくさんあるものの、尿路結石にも大丈夫、となるとこれ一択なんです、と。

 

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感想(13件)

看護師さんたち曰く「おいしくないんですよこれ……」という評判?でしたがなんとこれもおいしそうにポリポリと食べてくれていました。

かしこいねえ、と言いつつもいつもの半量くらいしか食べないことに不安を覚え始めていました。

 

昨日、今日と食べ足りていない分は病院から買って帰った缶詰に水分を少し足し、ミルサーで液状にしてシリンジであげる、強制給餌をしていて。

夕方買い物に出かけたのでかかりつけに寄って強制給餌の指南を受け、おたぬに必要なカロリー、今あげているごはんならこれだけ必要、というのを出してもらい。

今は尿路結石はいったん置いておいて、低脂質だけれどもカロリーを摂ることを優先しよう、とウェットフードを変更してもらい帰宅。

 

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感想(15件)

まあこんなサラッと書いてますけど、低脂質でカロリーを摂る、1日の必要熱量を摂取するってむずかしいんですよね。

それだけ食べさせる量も増える、強制給餌の量が増える。

 

右のタッパに1杯、缶詰1.5缶(250gほど)が1日量

そして明日、あさっては開催初年度から毎年行っている夏フェス、京都大作戦。

おたぬが入院中は今年は無理だなー行けんだろうなーと覚悟していましたがおたぬもごきげんそうなので時短で行こうか、ということになりました。

 

退院3日目(京都大作戦1日目)

毎年早朝から出かけているのですが今年はちょっと遅めに行って、早めに切り上げようということになり。

わたしたちが出かける時間から帰るまで、留守番の人をお願いしていました。

時間を見計らってこまめにごはんをオススメする、もし吐き戻しがあったら即病院に連れて行ってもらう(かかりつけは土日診療しているので)、ちょっとでも変化、気になることがあったら連絡してとお願いして。

 

その日は猫じゃらしであそんでもらったりしてごきげんに過ごしていたおたぬ、でもあいかわらずごはんは1回につき1〜3gしか食べず。

他のネコでいうとひと口とかふた口の量。

お留守番のひとから送られてきた画像

dustboxまで見たかったけどひとつ前の、15時20分からのKen Yokoyamaを見て、帰宅。

朝から強制給餌して行きましたがやはり昼間は食べていないので帰宅して強制給餌、そして夜寝る前にも強制給餌。

 

病院では「この子は全然嫌がらんしやりやすい」と言われていたけれどもだんだんと強制給餌を嫌がるようになり。

 

やはりどうにも食べないのが気になる、ので明日は朝から病院に行こうということになりました。

 

退院4日目(京都大作戦2日目)

朝一番からかかりつけの病院へ。

 

とりあえず食べない、入院前と同じような症状だと伝え。

おたぬは入院前も食べない、というだけで吐き戻しもなかったんですよね。

とりあえず今はまだ血液検査、膵炎の検査をしても炎症の数値(SAA)は大なり小なり出てくるだろうからそれならば他の検査をやってみよう、ということに。

血液検査で肝臓や腎臓など他の内臓の数値を見る、レントゲンを撮る、エコーで見るというフルコース。

 

血液検査の結果はとくに異常なし、おなかと脇の一部の毛を剃られてまな板の上の鯉みたいになってたエコーも目立つもの、腫瘍などと思われるものもなし。

そしてレントゲンを撮ると……心臓の前にモヤッとした影が。

水かな……これは軽い胸膜炎だね、と言われ。

 

腹膜炎ってよく聞きますよね、あれの胸版という胸膜炎。

 

緊張で息が荒いと思っていたけれどもきっとこれが原因、そして熱もかなり高く。

そして先生から言われた言葉は

 

「FIPの検査をしましょう」と。

 

FIPとは「猫伝染性腹膜炎」。

不治の病と言われていましたが最近では海外製の薬があり、寛解している子もたくさんいます。

が、その治療費はとても高額、そして進行状況やタイミングによってはその薬を使っても助かるとは限らない大病。

FIPと聞いた時点でわたしは思考が停止してしまいました。

猫と暮らしている方ならその怖さはわかりますよね。

 

FIPに罹っていたら高熱、そして胸膜炎などの炎症症状が出るということがあるらしく。

 

とりあえず、熱もあるのでおとなしくしておくようにと抗生物質をもらい、結果が出るまでは3〜4日、その間は強制給餌がんばって、吐き戻しがあれば即連れてきて、と言われ。

 

病院を後にし、家に戻り、お留守番の人におたぬをまかせて大作戦の会場へ。

FIPであるわけがないし、結果出てからまた他の検査、くらいの気持ちでいようとは思いましたがやはりだんだんと不安が襲ってきて。

FIPだったらどうしよう、もちろん治療はするけど……などぐるぐると悪い思いが。

 

会場に着きましたがおたぬの結果が出るまではとこの日から願掛けの禁酒。

ノンアルコールでフェス、コロナ禍の時のラシュボ以来かも……。

 

切り替えて、楽しもうと思いましたがやはり頭はおたぬのことばかり。

大好きなホルモンちゃんを観ても心から楽しめず……。

 

なんだかずっと泣きそうな気持ちで今日も早々に帰ることに。

17時、Dragon Ashを見てから帰宅の途に。

とりあえず落ち着かない、楽しめない、吐きそう。

今から思うと大作戦2日目の記憶があまりない。

 

お留守番の人に聞いたら今日はまったく食べず、そしてやはり寝ていてもうなされて定期的に起きてしまう、触ると嫌がるように。

帰宅すると朝よりもぐったりしている気が。

この日から数日、地獄の日々が始まるのでした。

熱があるので保冷剤を首に巻いているお留守番風景
退院5日目〜7日目

毎年恒例ですがフェス翌日は休みにしていて。

今年は2日間休みにしていてちょうどよかったなと。

 

昨日おとといと強制給餌を二人でやっていて。

一人でやるのは不安があり、相方の出勤前、わたしも6時に早起きして朝の給餌。

頬毛、胸毛が汚れるのでタオルでスタイ

昨日よりも調子が悪くなってきたらしく、強制給餌をすぐに嫌がるように。

そして給餌している1/3くらいは嫌がって口の横から出している。

 

そして何をしても嫌われて、強制給餌の後は構わないようにそっとしておく……という繰り返し。

吐かないか、呼吸が荒くならないか、気になるけれどもあまり近くに寄ると嫌がる。

 

 

わたししか世話をするものがいなく、怒られるのも嫌われるのもわたし一人、あの温厚なおたぬがわたしが近寄るとシャー!と言うように。

毎回毎回、泣きながら強制給餌していたし、2日目にはすでに心が折れていました。

 

捨てられていて人間不信だったおたぬが、わたしに心を許してくれて、最近ではすっかりあまえんぼうになっていたのに……もうそんなおたぬは面影もなく。

 

強制給餌がこぼれたのが顔の周りについてガビガビになっているけど拭いたりブラッシングしたりもさせてくれない。

あんなに顔まわりのブラッシング好きだったのに。

 

翌日、翌々日とこの3日間ぐったりとしていてしんどそう、だんだんと調子が悪くなっていってる気がする、そして覇気がなく、目がうつろ。

そしてわたしの気配を感じると唸る、怒る。

 

 

弱った姿にくわえて強制給餌は鬼のように嫌がり、そして毛は全体的にバサつき。

 

ほんとうにFIPで、もしくはFIPじゃなくてももうおたぬはダメなんじゃないだろうか、と思いました。

今まで看取ってきた子たちの最期と似たような日々、元気のなさ、そして強制給餌の嫌がりよう……。

 

悪い方に考えるクセがある根っからの「ネガティ部」とは言え、あの姿は今から考えてもそうとしか思えなかった。

 

SNSで退院報告したものの、おたぬをあまり載せないことに違和感を感じてリプライやコメント、DMも来ましたが、それもなかなかつらかった。

先走って退院報告とかするんじゃなかったなって反省しました。

 

一度かかりつけに電話して相談したけれども、結果出るまでは他におかしなところがなければただただ強制給餌をがんばってもらうしかない、と。

でももし強制給餌がキツいなら、胸膜炎も起こしているので栄養を入れることが今は第一なので入院してもいいですよ、と持ちかけられましたがおたぬのストレス、退院してきた日のことを考えると入院は無理だ、と家でがんばることにしました。

 

二人がかりで強制給餌をするよりも、一人のほうがおたぬも身構えないことがわかったのでわたし一人でやることに。

それに加えて朝晩の薬、嫌われる一方である、マイナスしかないわたし。

元気になって欲しいという一心でしたがあのおっとり温厚なおたぬに嫌われるのがここまでしんどいとは。

 

でも何かしらの病気と戦っているおたぬのほうがしんどいんだと言い聞かせました。

 

ほぼ寝室で、普段は寝ない場所などでずっと寝ていた

 

退院して7日目、FIP検査をしてから4日目はかかりつけが休診。

明日には結果が出るな、とまた吐きそうになりながらその日は寝ました。

 

なぜかしんどくてもベランダには出たい、と少しだけ出ていた

 

退院8日目

ずっとぐったりとしていて、寝るとほぼその場所から動かず、こちらが見守る、というスタンスでやってきた4日間、夜はたいてい寝室の隅にあるカゴなどで寝ていました。

(普段カゴに入って寝ないので今そこが落ち着くなら、と寝室をカゴだらけにしました)

 

が、この日の早朝、誰かがキャットタワーで爪とぎをする音で目を覚まし。

普段そんな時間に誰もバリバリやらないんですけど?!と目を開けるとなんと、たぬちゃんが爪とぎしてるじゃあないですか!

具合悪いときは毛づくろいも爪とぎも、まず動くということもほぼしなかったおたぬが、自分で爪をといでいる、そして心なしか目がキラキラしている!(暗闇だけど)

 

その時のおたぬちゃん。トイレも寝室前に置いていた

朝5時前くらいでしたがうれしすぎて目覚めてしまいました。

その後もキャットタワーに登りドヤるおたぬちゃん、もうそれだけで涙……!

 

そして朝9時すぎ、病院から電話でFIP「陰性」のお知らせ。

もうめちゃくちゃホッとしてまた泣けてきて……まずは相方に電話、そしてご心配かけた関係各所に連絡。

 

おたぬもごはんは自力で食べないけれども熱が下がりきったのか、昨日までとは打って変わって元気、というか調子がよさそう。

触っても怒らないし唸らない……性格が元に戻ってきた?

 

そしてその日、仕事が終わってから夕方診察に。

一通り見てもらい、熱も下がっていることを確認。

引き続きごはんが食べられるようになるまで強制給餌を続けるようにと。

このまま抗生剤は飲ませながら、あと食欲増進剤を出してもらいました。

 

先生に強制給餌のお手本を見せてもらって帰宅しました。

どうやらわたしは一度に量を与えすぎていたよう。

強制給餌のコツは、少しずつ、回数を多く。

 

さすが先生、めちゃくちゃ上手

とりあえずFIP陰性だったこと、そしておたぬが元気になってきたことにホッとして、まだごはんは自力で食べないけれども。

やっとわたしがごはんを食べられるようになりました!

 

その後の経過

その1週間後、お薬がなくなったのとまだごはんはあまり食べずに強制給餌は続いているので診察に。

ここでやっと数値を見てみよう、ということで炎症の数値を見てもらいました。

結果、測定下限以下、炎症の数値は基準値よりも下でなんの問題もありませんと!

炎症の数値なので膵炎も胸膜炎も治ったと言っていいと。

あとエコーなどで見えないほどの腫瘍があったとしてもここの数値が高くなってくるので今のところその心配もありませんという結果でした。

 

結局のところ、胸膜炎はウイルス性のものか、とも思いますが原因不明のことも多いそう。

 

とりあえずごはんの食べは悪いのが気になりますが、ごはんの種類を変え、いろんなものを試した、というかありとあらゆる尿路結石用のフードを買いあさり、今のところ2つほどなんとか食べてくれるものがありその2種類を交互にあげています。

 

そして退院から5週間、今はやっと自力で一気に10gほど食べてくれるようになりました。

一気にとは言っても、わんこそば状態で2つのカリカリを10gずつ(もともと1回のごはんで20gほど×1日3回食べていた)用意して一つに飽きたらもう一つのごはんを食べさせる、という感じ。

これを2〜3回繰り返して15g以上食べてくれる感じ。

 

1日に8回から10回ほどごはんをあげています。

 

体調が悪い、というよりはフードが気に入らんという感じです。

(他の子のごはんは食べたがるので)

 

ですが強制給餌がなくなって時間をかけてでも規定量近くを食べてくれるようになったのは大進歩です。

 

そして膵炎は再発しやすいということで、めでたしめでたしで済む話ではないんですよね。

おたぬの場合、尿路結石用のフードは高脂質なので今後どうしていくのがいいのか、ちょっと考えないといけません。

今は尿路結石のフードに戻しているのでこれからまた低脂質のものにかえたいところです。

今気に入って食べてくれているフードはこれ。

 

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そして膵炎の見極めはとてもむずかしいのですが、食欲不振、吐き戻しがあったら迷わず早めの受診を。

おたぬの場合、吐き戻しがなかったので受診が遅れてしまったことを悔やんでいます。

次からは、今までよりも過保護に、すぐ病院を受診しようと思います。

 

そしてわたしがノー免許なので動物病院の送迎してくれた友達、おたぬに付き添って留守番してくれた人、仕事めちゃくちゃ忙しいのに隙間作ってあれこれしてくれた家の者、インスタやTwitterで心配してくれた方々、本当にありがとうございました。

 

特に同じような症状で病気を患ったネコさんの飼い主さんからのDMなど、励まされました、本当に感謝しています。

 

どこまで書くべきかなあ?と思いましたが誰かの何かの参考になれば、とまるっと記しておきます。

 

長々と書きましたが、みなさまのネコチャンにおかれましてもちょっとしたことを見逃さず、健康元気で長生きしてもらいましょうね。

 

みんな、元気が一番やでー!

 

オマケ

入院、そして通院中、動物病院の犬猫に元気もらいました。

いつもありがとうね〜

看護師さんや相方を踏み出しにして高いところに乗ってた

 

 

 

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